避妊、去勢手術について
  避妊、去勢手術のメリットは何?                     手術の注意(クリックしてください)

早期手術をすることにより、さまざまな病気予防、攻撃性の低下、マーキング防止になります。

発情期による心身の大きなストレスを回避できます。

雄犬では前立腺肥大・腫瘍、肛門周囲腺腫、会陰ヘルニア、睾丸腫瘍などの予防になります。

雌犬では子宮疾患、乳癌の危険性をさげることがよく知られています。

雌犬の発情時の出血をとめる事ができます。

手術する時期は?

一般的に推奨されているのは生後4~6ヶ月齢ですが、個体差や体の大きさや体調によっても時期は多少変わってきます。

どうしてそんなに早く手術をするの?

早期の不妊手術が乳癌の危険性を下げることはよく知られています。 

最初の発情前に手術をした場合、乳腺腫瘍の発症率は0.5%、初発情(生後6~8ヶ月)を迎えた後に手術をした場合は8%、2回目の発情後には25%と遅くなるにつれてリスクは高まってしまいます。

推奨時期を過ぎてしまった場合でも乳癌を誘発するエストロジェンの基である卵巣を取り除くことで、癌の発生率を下げることができます。

  腫瘍の悪性と良性の比率は?

犬の乳腺腫瘍の50%が悪性(乳癌)と言われています。また雌犬の腫瘍の50%を占めるほど発生率の高い腫瘍です。

猫に関しては犬の乳腺腫瘍に比べると発生率は少ないですが、一度乳腺腫瘍ができると悪性の確立は90%と高くなります。

                      
                        

                                                                                       

                                                                                岐阜市金園町7-1  加藤小動物病院